誰に見せるでもない心地よさ

おうちで過ごすのが大好きだけど
あまり片付けが得意でない3人。
片付けの資格なるものがあるということで……。

目からウロコの講座で暮らしそのものが
より楽しく快適になりました。

7年前のことです。

そこから家や暮らしを考えるのが楽しくて、
現在も仕事にしているのですが、
当初から変わらないのが、
「たくさんのお家があるけれど整え方はそれぞれの心地よさでいいよね」
という考え方。

代表中野のダイニングでおやつを食べながら
裏紙に候補名を書き出すゆる〜い社名検討会議。
そろそろ飽きてきた頃に3人揃ってピン!と来たのが

でした。

あるミニマリストが、
あまりにもモノを捨てすぎて居心地が悪くなり、
家に帰りたくなくなったという話を聞いて妙に納得。
その方はまた少しずつお気に入りを増やしていったそうです。


画像は『筑摩書房』より

 

都築響一 さんの
TOKYO STYLE
( 出版社:筑摩書房 『ちくま文庫』
ISBN:978-4-480-03809-8 )

現在はほとんど姿を消しているであろう部屋の数々。
どの部屋もそれぞれの愛すべき基地、
心地よい暮らしの工夫が見られて楽しい。
一人ひとりの営みが愛おしくなる一冊です。
今この瞬間も、とっておきの心地良い空間が作り出されているのでしょう。

これまで沢山のモノで溢れ、困っているお家に伺ってきたけれど、
お困りでないのなら本当にそのままで良いと心から思っているOur Style。

ただ、ちょっと居心地が悪くなってきた。困ったことになっている。
そんな時はそっとSOSを出して欲しい。

「片付けられない人ではなく、
人生には片付けられない時がある」

誰に見せるでもない自分が癒されるための部屋にするために。
一緒に考えていきましょう。